ベンツの売れ行きにみる経済格差

ベンツがカローラよる売れているところがあるって本当?

世界を代表する高級サルーン~ベンツSクラス

ベンツS

スポーティな顔立ちとなってきているここ最近のメルセデス。

8年ぶりのフルモデルチェンジとなったSクラスもその例外ではない。

ずいぶんとスタイリッシュに仕上がっている。

一見すると誰が見てもSクラスと直感させるフロントマスクは、エアダクトが大きくなりヘッドライトもつり目気味。

そしてクーペのような美しいサイドビュー。

では新型Sクラスのハイライトは何か? 


夢の新技術搭載のSクラスに試乗してみた


それは未来の自動運転に繋がる革新的技術だ。

実は今年のフランクフルトモーターショーに際しS500をベースにしたりサーチカーでドイツを舞台に高速道路、市街地、郊外を含む約100㎞の道程を自動運転で走破したのだ。

このリサーチカーには新型Sクラスのレーダーセーフティーパッケージがほぼそのまま使用されているという。

このレーダーセーフティーパッケージは、最大8個のカメラと超音波センサーを含む複数のレーダーセンサーによって前方に加えて常に周囲の状況を認識し、これらのデータによって最適な安全を含む走りのサポートを行ってくれるのだ。

これらをインテリジェントドライブとメルセデスは呼んでいる。

象徴的な機能がマジックボディコントロール。

フロントガラス上部内側のカメラで最大15m先の路面の詳細な凹凸を検知し、サスペンションの油圧ユニットに供給されるオイル量をコントロールして完璧に近い乗り心地を確保するというもの。

で、さっそく試乗といこう。

まずはV型8気筒4.7L直噴ツインターボエンジン+8速ATを搭載したS550ロングだ。

455ps/71.3㎏mの八イパフォーマンスながら約8%燃費を低減し、欧州NEDC総合燃費11.6㎞/L、日本のJC08モード燃費10.1㎞/Lをマーク。

図体のわりにエコカーで、エコカー減税の75%減税、ショーファーパッケージとファーストクラスパッケージを同時装着すれば免税になるのだ。

コックピットに収まるとナビを含めたメーターパネルは旧型よりもはるかにビッグな液晶画面。

インテリアはこれまでのシックな印象からは脱皮してむしろセレブという艶やかさが加わった。

走り出すと静か、そしてスムーズ。

Sクラスなんだから当たり前なんだけど、改めて感動する。

一般道はもちろんのこと高速道路でもとってもフラットな乗り心地。

リアシートにはショーファーパッケージというオプションが装備され、最大43・5度まで寝かせることができる。

まるでファーストクラス。


ドライビングサポートで高速運転もストレスフリー

でも感動するにはまだ早かった。

前車完全追従型のACCクルーズコントロールをONにしての高速クルーズ。

ステアリング操作以外する必要はない楽ちんドライブだ。

しかし、おや? 

ステアリングも勝手に動く。前車に追随しながらコーナリングでは操舵をサポートしてくれている。

前車がいなくてもコーナリングを補助。

直進時には車線の真ん中をキープするようにサポートしてくれる。

ステアリング操作をサポートする機能は日産が01年にシーマで初採用したが、ここ最近国産車では見なかった。

なるほど。これらの技術によって、ドイツの自動運転が可能になったのだと納得。

この機能は200㎞/hまで可能というから驚きだ。

走りそのものもスポーティで、約100㎏の軽量化が加速、コーナリング、ブレーキングといった走りの三大要素を手堅く支援している。

これまで走りの部分においてライバルのBMW7シリーズやアウディA8においてかれていた感があったが新型で追いついたといってもいい。

それに加えてインテリジェントドライブは大きな強みとなっている。


気になる燃費やエンジンはどうなんだろう

さて世の中はなんといっても燃費が一番気になる。

新型S400ハイブリッドもシステムが進化。

これまでエンジンルーム内にあったリチウムイオンバッテリーをトランクに移動。

先に発売されているEクラスと同じメルセデスの最新第2世代のハイブリッドシステムとなったのだ。

具体的には従来の減速時の回生ブレーキ機能やモーターアシストによるターボのようなブースト機能に加え、発進時のモーターアシストや35㎞/hまで電気モーターだけのEV走行が可能となった。

さらに高速走行時などクラッチを切り離して完全に惰性のみで走行するセーリング機能も追加。

これにより欧州NEDC総合燃費で15・9㎞/Lというこのクラスとしては信じられないくらいの好燃費。

認証が取れ次第エコカー減税対象となる予定だ。

S400のほうはロングではないショートボディ。よリドライビングカーなわけだが、ここ

でもやはり軽量化は効いていて走りはかなりスポーティだ。

その走りはモーターの力強さをもっと感じられるようになり、静かなモーターのみによるEV走行がとてもスムーズで心地よい。

エンジンは最新世代V6直噴3.5Lで306ps/37.7㎏m。

その気になってアクセルを踏み込めばかなりパワフル。

走り出して感じたことはブレーキの感触がよくなったこと。

これまではハイブリッド特有の違和感のあるペダルフィールだったが最新の国産ハイブリッドと変わらなくなった。

これがドライピンクをますます楽しいものにしている。

CD値はクラストップクラスのO.24。

燃費、安全性と大きく進化したSクラス。

やはりメルセデスのトップブランドは凄い!