ベンツの売れ行きにみる経済格差

ベンツがカローラよる売れているところがあるって本当?

軽自動車率が高いのはどこだ

軽自動車

日本一ベンツ保有率が高いのが東京都港区だとすれば、軽自動車保有率ナンバーワンはどこだろう。

地方の場合は、公共交通機関の少なさゆえ、一家に1台のクルマでは生活できず、ひとり1台に近い状態が普通になっている。

その際、登録車(いわゆるフツーの乗用車)と比較して各種の税金や保険料が断然安い軽自動車を、家族それぞれが所有するケースが多い。

格差拡大の煽りか、軽自動車の販売比率はじわじわと高まっていて、2007年1~6月期は、37%に達した。


軽自動車のメリット


軽自動車は、車両価格は1000ccクラスの登録車と同等か、逆に若干高いが、税や保険料などの維持費がおおよそ年間5万円以上安く、地方では車庫証明が必要ないなど手続きもシンプルだ。

クルマそのものも、新規格化によるサイズアップや技術開発の発達による性能アップのおかげで、1000ccクラスと勝るとも劣らないレベルに達している。

シェアは上向くばかりだ。

筆者も07年、ダイハツの「エッセECO」という当時日本で最も新車価格が安い軽(68万2500円)を購入したが、日本国内を走る限り、走りも居住性も実用上は十分で、燃費もリッター20キロ近く走り、高速料金も2割安いなど、良いことづくめ。

一度軽の昧を知ったら「これで十分じゃん」と思って当たり前で、二度と抜け出せなくなってしまうのを実感している。


西高東低?トップは高知県


はじめに、都道府県別の軽自動車保有台数を見てみよう。

社団法人全国軽自動車協会連合会のデータによると、全ての4輪自動車に対する軽自動車の保有台数比率は、全国平均で32.6%。

およそ「クルマ3台のうち1台は軽自動車」という計算になる。

地域別で見てみると、大都市部の軽自動車保有率は全国平均を大きく下回り、東京都と神奈川県は10%台にとどまる。

愛知県と大阪府も、東京近郊の各県とともに20%台にとどまり、北海道も意外と低い。

データから読み取れるのは、軽自動車の保有率が高いのは、中国・四国・九州の西日本各県だということだ。

岡山県以西は、広島県と福岡県を除く全ての県が40%以上の軽自動車保有率で、最高は高知県の48.8%。

実に走ってるクルマのおよそ半分は軽自動車という状況になっている。

都道府県別軽自動車シェア
1位 高知県  48.8%
2位 長崎県  48.4%
3位 島根県  47.8%
4位 鳥取県  47.4%
5位 和歌山県 47.0%
6位 沖縄県  46.5%
7位 宮崎県  46.0%
8位 鹿児島県 45.8%
9位 佐賀県  45.2%
10位 愛媛県  45.1% 
  :
  :
  :
  :
38位 兵庫県  31.7%
39位 茨城県  29.1%
40位 栃木県  28.7%
41位 大阪府  27.1%
42位 愛知県  26.5%
43位 千葉県  25.5%
44位 埼玉県  25.5%
45位 北海道  24.7%
46位 神奈川県 19.2%
47位 東京都  15.7%